宮城県石巻市、北上川河口に浮かぶ中瀬に石ノ森萬画館があります。中瀬を空から見た地形がN.Y.州マンハッタンに似ていることから"マンガッタン"と名付けられました。
マンガのもつ特性である創造性、メディア性、そして国際性などを通して、豊かな感性、創造力を育む場となることを基本目的とし、また市民が集い、交流できる「マンガで結ばれる街ステーション」施設としての役割も担っています。
さらにマンガ文化・地域(日本)文化の発信基地として世界を鑑みた交流拠点をめざしています。施設は、「交流」「展示」「普及」/ 「育成」「収集」/「保存」「調査」/「研究」「サービス」から構成されております。
石ノ森章太郎の創作理念であった"マンガの表現媒体としての可能性を表した「萬画宣言」の考え方を積極的に取り込み、来訪者に夢や楽しさを感じてもらえる よう「アミューズメント性」と「動き」のある展示、常設展示の他に企画展示室、オリジナルアニメシアター等の他、 アニメの創作が実体験できるマルチメディア工房が整備され、 その他館内外でのイベント、ワークショップ等、が行われています。